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FULLCOUNT at Work
ジーンズが元来ワークウェアであったこと、そして フルカウント が日本の職人的技術に支えられて作られていることもあり、フルカウント はいつも“働く人”の職人的側面に共感があります。
フルカウントのアイテムを身につけた人のプロフェッショナルな仕事の現場で、その人の職業的こだわりを聞く企画 「FULLCOUNT at Work」。Profile.08は、京都の隠れ家的ミュージックバー、「BAR GEAR(バー ギア)」のマスターで、通称“ギアマス”として知られる楠見浩之さん。
FULLCOUNT at Work
Profile.08
楠見浩之 | Hiroyuki Kusumi (BAR GEAR)
バー ギア(京都) マスター
着用アイテム : FULLCOUNT 1108BK Slim Straight Black Selvedge Denim
「18歳くらいから、パンツは細身のブラックしか穿いてないんですよ。昔から音楽が好きだったので、当時のパンクロックの人たちに憧れて、ずっとそういう格好。だから下にどんなのを穿くかなんて考えないし、ブルージーンズも1本も持っていない、サイズも昔から変わってない。このフルカウントのパンツは、タフな感じがいいですよ。それなのに穿いたらスッと馴染むし。フルカウントには同じ関西っていうシンパシーもありますけど、僕らの世代は特に職人さんに対する憧れがあるんです。ずっとこだわってやってらっしゃるし、僕はそういう仕事じゃないので、尊敬もありますね」
Q : 仕事で一番こだわって、大切にしていることは?
「こんな風体の僕が言うのもなんですが、やっぱり“真面目さ”って大事なんですよ。特に飲食業は。客が来ないから早めに閉めちゃうとか、しんどいから遅れてオープンしようとか。そういう店って絶対続かないんです。ウチの店は19時から3時までやるって決めて、15年間一回も変えてない。定休日は元旦だけですよ」
Profile
楠見浩之 | Hiroyuki Kusumi(BAR GEAR)
1961年生まれ。ブライダル系の会社の飲食セクションに長年従事し、経営や管理職に嫌気がさして49歳で退職。2010年に京都・四条烏丸エリアの路地奥に「音楽と酒が好きな自分が行きたくなる店」として「BAR GEAR」をオープン。バーのマスターの傍ら、バンドマンとしても活動している。
BAR GEAR
京都市下京区烏丸通仏光寺西人釘隠町242
TEL. : 075-201-3622
http://bar-gear.biz
https://www.instagram.com/gear.mas2010/
撮影 清水健吾 / 取材・文 武井幸久
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